海洋放出ありきでいいの?
『トリチウム等汚染水の取扱いに係る説明・公聴会』
直前!緊急事前学習会
開催のお知らせ
8月30~31日、富岡町・郡山市・東京の3会場で、「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する説明・公聴会」が開催されます。除去しきれないトリチウム等の放射性物質を含む汚染水の処分について、原子力規制委員会は、「海洋放出が唯一の選択肢」として、年内の放出決断を迫っています。経済産業省においてもまた「海洋放出」を軸として、議論が進められています。
しかし、「海洋放出」は本当に唯一の選択肢なのでしょうか?その他の様々な可能性が本当に検討されているでしょうか?この「公聴会」に至るプロセスは、地元を含む合意形成の正しい手続きがなされていたでしょうか?
本学習会を主催する、原子力市民委員会、原子力資料情報室、国際環境NGO FoE Japanは、それぞれ、8月31日の公聴会会場にて、代表が意見表明をする予定です。また、NPO法人APASTも、書面での意見提出を行う予定です。しかし、公聴会での意見表明は5分、書面での意見提出は約1600字と限られたものであり、意見の背景を含めて、十分に説明できるものではありません。
本学習会では、各団体の意見や見識に基づき、トリチウム等汚染水の今後の取扱いについて、あらためて学習し、議論する予定です。
日 時:日 時:2018年8月29日(水)12:00~14:30
場 所:文京シビックセンター会議室A+B
東京メトロ 丸ノ内線・南北線『後楽園』駅 徒歩3分
都営地下鉄 三田線・大江戸線『春日』駅 徒歩3分
JR総武線水道橋駅(東口)徒歩10分
プログラム(予定):
(1)トリチウム汚染水をめぐる技術的な課題と長期保管のビジョン
後藤政志(元東芝 原発設計技術者、NPO法人APAST理事長)
(2)トリチウムの人体への影響と放出への懸念
伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
(3)公聴会での意見表明、および提出意見について
原子力市民委員会として
細川弘明(原子力市民委員会事務局長・京都精華大学教授)
国際環境NGO FoE Japanとして
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan理事/事務局長)
原子力資料情報室として
伴 英幸
NPO法人 APASTとして
後藤政志 ほか
(4)意見交換・質疑応答
資料代:500円
主 催:原子力市民委員会、原子力資料情報室、国際環境NGO FoE Japan、NPO法人APAST
問合せ:原子力市民委員会 事務局
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-15 新井ビル3階(高木仁三郎市民科学基金内)
Tel / Fax 03-3358-7064
E-mail email◎ccnejapan.com(◎を@に変えてください。)