原子力市民委員会
「トリチウム水海洋放出に関する意見交換会」(福島市)
開催のお知らせ
東京電力福島第一原子力発電所から大量に発生している汚染水を放射性物質除去装置にかけた後の「処理水(トリチウム水)」について、政府(経済産業省)は五つの処分方法を挙げ、今夏には国民に意見を聞く公聴会を福島や東京で開催するとしています。
原子力市民委員会では、昨年発行した特別レポート1「100年以上隔離保管後の『後始末』」改訂版2017等で、汚染水管理の技術的に対応可能な方法として、現在国家石油備蓄基地で使用している10万トン級の恒久的な大型タンクの中に保管することを提案してきました。この方法であれば、有害性に関して諸説あるトリチウムの海洋放出を強行することなく、放射線減衰をさせ、また十分な検証を尽くすことも可能となります。
この度改めて、本件に関する声明と論点整理をまとめましたので、その内容をご紹介し、意見交換をする場を設けました。ぜひご参加いただけると幸いです。
日 時:2018年6月6日(水)15:00~17:00
場 所:アクティブシニアセンター・アオウゼ(AOZ) 小活動室2
原子力市民委員会からの出席者:
満田夏花 (国際環境NGO FoE Japan 事務局長/理事、原子力市民委員会座長代理)
筒井哲郎 (元石油プラント技術者、原子力市民委員会原子力規制部会長)
菅波 完 (高木仁三郎市民科学基金事務局長、原子力市民委員会原子力規制部会コーディネータ)
参加費:無料(座席数に限りがありますので、下記のEmailかFaxにて必ずお申し込みください)
主 催:原子力市民委員会
共 催:ふくしま地球市民発伝所
申込先・問い合わせ:
原子力市民委員会 事務局
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-15 新井ビル3階(高木仁三郎市民科学基金内)
Tel / Fax 03-3358-7064
E-mail email◎ccnejapan.com(◎を@に変えてください。)