『“廃炉時代”を考える意見交換会』in 福井
開催のお知らせ
2016年12月にもんじゅ、2017年12月に大飯原発1・2号機の廃炉が決まり、これまで福井県で稼働していた原子力発電所15基のうち、約半数の7基が廃炉となることになりました。
世界的に見ても原子力発電は長期的な停滞を続けており、アジアでも脱原発の方針を打ち出したり、原発建設計画を白紙撤回する国が相次いでいます。日本国内でも、政府によるさまざまな「原子力延命策」なしには、原子力発電は成り立たないことが明らかになってきました。
今後、望むと望まざるとに関わらず、福井においても、世界においても、「廃炉時代」がやってくることになります。
一方、「廃炉時代」となることで、使用済み核燃料や放射性廃棄物、地域の経済影響など、あらためて直面せざるをえない課題があります。
原子力市民委員会が昨年12月に発行した『原発ゼロ社会への道2017 ― 脱原子力政策の実現のために』では、そうした国内外の潮流を分析するとともに、「廃炉時代」に対応が求められる課題についての問題提起も行いました。
それらをもとに、みなさまと、今後の課題についての意見交換を行いたいと思います。
当日は、まず、原子力市民委員会が、『原発ゼロ社会への道2017』の中から、上述のようないくつかのテーマでご説明をいたします。
その後、参加者のみなさまとの意見交換を行いますが、参加者におかれましては、原子力利用への賛否、専門知識の有無などは問いません。ぜひみなさまの率直なご意見をお寄せください。
日 時:2018年4月14日(土)13:30~16:30
場 所:福井県国際交流会館 第1・第2会議室
(福井県福井市宝永3丁目1-1)
【徒歩の場合】JR福井駅から約10分(タクシーをご利用の場合約5分)
【お車の場合】福井ICまたは福井北ICから約20分
原子力市民委員会からの出席メンバー:
大島堅一(龍谷大学政策学部教授、原子力市民委員会座長)
伴 英幸(原子力資料情報室共同代表、原子力市民委員会委員)
細川弘明(京都精華大学人文学部教授、原子力市民委員会事務局長)
藤原 遥(一橋大学大学院経済研究科博士課程、原子力市民委員会原発
ゼロ行程部会メンバー)
資料代:1,000円
(資料として、『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力政策の実現のために』
を配布します。すでにお持ちの方はご持参いただければ資料代は無料となります。)
主 催:原子力市民委員会
問い合わせ:
原子力市民委員会事務局
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-15 新井ビル3F
E-mail:email◎ccnejapan.com TEL/FAX:03-3358-7064
(メールアドレスの◎は@に変更してください。)