「3・11を忘れない〜福島から未来へ」
開催のお知らせ
東京電力福島第一原発事故から6年。帰還促進政策の中で、現行の災害救助法に基づく住宅提供の打ち切りが迫り、原発事故被害者は精神的にも経済的にも追いつめられた状況に置かれています。2016年4月から小売り電力の全面自由化が始まり、私たちは再生可能エネルギーの電力を選べるようになりましたが、国は託送料金への上乗せという形で国民全体から廃炉費用を回収しようとしています。
しかし、希望もあります。昨年、福島の高校生達がドイツに招かれ、持続可能な未来にむけてドイツやベラルーシの若者と交流しました。彼らは新たな期待を持って、未来に向かって動き出しています。ベトナムは原発計画を中止しました。世界が持続可能な社会に向けて動き出しています。
原発事故被害の実相とエネルギー政策の未来をみつめます。
ぜひお誘いあわせの上、お越しください。
日 時:2017年3月10日(金)13:00~16:00(開場12:30)
会 場:文京区区民センター 2A会議室
都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、
東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分、
東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分
内容:
第一部:原発事故の被害の実相
基調講演:つながり合う被害者と福島の今…武藤類子さん/ひだんれん共同代表
事故後6年…各地で迫られる選択
帰還せざるをえなかった母親からの訴え
母子避難を支える父親として
福島の高校生から~ドイツで学んだ福島の姿
廃炉作業員と福島原発事故の現実…なすびさん/被ばく労働を考えるネットワーク
保養の現場から…矢野恵理子/福島ぽかぽかプロジェクト
第二部:原発なき未来に向けて
基調講演:どうなる東電?どうなる私たちのお金?…大島堅一さん/立命館大学教授
原発事故と電力自由化後の日本のあるべきエネルギー政策…吉田明子 /FoE Japan
コメント:福田健治さん/弁護士、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク代表
資料代:500円
申込み:https://www.foejapan.org/event/event_form.html
主 催:国際環境NGO FoE Japan
協 力:原子力市民委員会、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)、
「避難の権利」を求める全国避難者の会、避難の共同センター、
チェルノブイリ子ども基金、未来の福島こども基金、
eシフト(脱原発とエネルギーシフトを実現する会)、ピースボート
問合せ:
国際環境 NGO FoE Japan (担当:深草)
Tel: 03-6909-5983 Fax:03-6909-5986 E-mail:info@foejapan.org