「電力自由化における原子力発電の問題点~原発ゼロ電気は選択できるか」
発表記者会見&意見交換会開催のお知らせ
2016年4月1日から家庭を含めた電力の小売り全面自由化がスタートします。これによって、2011年3月の福島第一原発事故で巨大なリスクが明白となった原子力発電に依存せず、気候変動の観点から問題が多い石炭火力発電にも依存せず、再生可能エネルギーによる電気を選ぶことができるようになると期待されています。
一方で、消費者にとって選択の目安となる電源構成表示の義務化は見送られ、既存の原子力発電がベースロード電源として重視される一方で、再生可能エネルギーの系統接続については多くの制約が生まれ、本格的な普及への障害となるなど、多くの問題点が指摘されています。
脱原発社会の構築のための情報収集、分析および政策提言を行う市民シンクタンクである「原子力市民委員会」は、これらを受けて、声明「電力自由化における原子力発電の問題点~原発ゼロ電気は選択できるか」を下記のように発表し、意見交換会を開催いたします。
原子力市民委員会 原発ゼロ行程部会 声明
「電力自由化における原子力発電の問題点~原発ゼロ電気は選択できるか」
※なお、本記者会見はどなたでもご参加頂けますが、会場の都合上、一般の参加者の方には、
お席をご用意できない可能性がございますので、ご了承お願いいたします。
日 時: 2016年3月31日(木)13:00~14:30
会 場: 日比谷図書文化館スタジオプラス(東京都千代田区日比谷公園1番4号)
出席者:
吉岡 斉(九州大学大学院比較社会文化研究院教授、元政府原発事故調査
委員会委員、原子力市民委員会座長)
大島堅一(立命館大学国際関係学部教授、原子力市民委員会座長代理)
松原弘直(環境エネルギー政策研究所主席研究員)
竹村英明(市民電力連絡会会長、エナジーグリーン株式会社取締役副社長)
プログラム:
【第一部】13:00~14:00
声明「電力自由化における原子力発電の問題点
~原発ゼロ電気は選択できるか」について
【第二部】14:00~14:30
意見交換
本件に関する問い合わせ先:
原子力市民委員会 事務局
〒160-0003 東京都新宿区本塩町7-7 新井ビル3F(高木仁三郎市民科学基金内)
E-MAIL email@ccnejapan.com TEL/FAX 03-3358-7064