高浜原発再稼働問題をどう考えるか
~確実な原子力防災と民主主義尊重の必要性~
開催のお知らせ
日 時:2015年3月9日(土)14:00~16:30
会 場:衆議院第二議員会館1F 多目的会議室
原子力市民委員会からの出席メンバー:
吉岡 斉(九州大学大学院比較社会文化研究院教授、元政府原発事故調査
委員会委員、原子力市民委員会座長)
大島堅一(立命館大学国際関係学部教授、原子力市民委員会座長代理)
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan 理事、原子力市民委員会座長代理)
筒井哲郎(プラント技術者の会、元化学プラント技術者、原子力市民委員会
規制部会長)
細川弘明(京都精華大学教授、原子力市民委員会事務局長)
当日のプログラム:
原子力市民委員会「自主的公聴会 in 小浜」の結果報告
・・・・・・原子力市民委員会事務局
話題提供1:原子力再建政策の動きと高浜原発再稼働(総論)
・・・・・・吉岡 斉
話題提供2:新規制基準とそれにもとづく適合性審査の弱点
・・・・・・筒井哲郎
話題提供3:原子力防災計画の不十分さと民主主義の軽視
・・・・・・満田夏花
話題提供4:原発再稼働を急ぐ経済的理由はない
・・・・・・大島堅一
質疑応答・自由討議
ほか
開催趣旨:
原子力規制委員会は2月12日、関西電力高浜原子力発電所3・4号機について、新規
制基準に基づく適合性審査書を公表し、設置変更許可を行いました。工事計画認可や保安
規定認可はこれからですが、私たち原子力市民委員会は、かりにこれらの認可が得られた
としても、高浜原発の周辺住民や関西地域の住民をはじめ、国民の安全は保証されないと
考えています。また原発再稼働をめぐる合意形成において、国民・住民の意思が尊重され
民主主義が実現しているとは到底言えない状態にあると考えています。さらに、再稼働を
急がねばならない経済的理由はなく、確実な原子力防災と民主主義尊重をないがしろにし
て拙速に再稼働を進めることは、道理に反するものだと考えています。
以上のような私たちの認識を、国会議員や秘書の方々をはじめ、多くの方々に共有して
いただき、率直な意見交換を行うために、今回の勉強会を企画しました。
ご多忙の時期とは存じますが、ふるってご参加ください。
主 催:原子力市民委員会
協 力:原発ゼロの会
問合せ: 原子力市民委員会事務局(高木仁三郎市民科学基金内)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4F
TEL/FAX:03-3358-7064 E-mail:email◎ccnejapan.com
(◎を@に変えてください)