[CCNE協力イベント]【11/21(月)19時~21時 オンライン開催】
市民科学講座 連続シンポジウム
シリーズ「福島原発事故の経験から放射線防護のあり方を改める」第4回
[主催:市民科学研究室・低線量被曝研究会 協力:原子力市民委員会 他]
放射線防護の基準やその決め方などを市民科学の観点から問い直す連続シンポジウムの第4回を開催します。
市民科学研究室では、昨年(2021年)2月に「ICRP新刊行物と福島原発事故における放射線防護――作成にあたった委員を招いてのオンライン討論会」を開催するなど、ICRP Publication 146の策定過程で実施されたパブリック・コメントやその後に刊行されたICRPの報告書をめぐる議論に取り組んできました。(この討論会の動画はこちら、報告書はこちらに掲載しています。)
放射線審議会におけるICRP勧告の取り入れの動向や、ICRPの新たな基本勧告の策定の動きをもにらみつつ、年間20ミリシーベルトや年間1ミリシーベルトといった放射線防護の基準やその決め方にいかなる問題点があるのか、それらをどのように変えていくことができるのか、市民科学の観点から見直していく連続シンポジウムを開催します。
第4回目は、これまでの第1回~第3回のシンポジウムで出された論点、問題点の指摘を受けて、それらをふまえつつ、市民科学の観点から「市民のための放射線防護の基本指針」を提案し、議論を深めていきたいと思います。
【プログラム】
●はじめに: 連続シンポジウム第1回~第3回の議論をふまえて(柿原泰、瀬川嘉之)
●「市民のための放射線防護の基本指針」作成について(上田昌文)
●総合討論
【参考資料】
上田昌文「市民のための放射線防護の要件とは―ICRP新勧告草案へのパブコメを手がかりに」、『市民研通信』206号(2020年12月)
シンポジウム「放射線防護とは何か――ICRP勧告の歴史と福島原発事故の教訓」(藤岡毅・柿原泰・高橋博子・瀬川嘉之・濱岡豊・上田昌文)『科学史研究』第60巻298号(2021年7月)、150-174頁。
日 時:2022年11月21日(月) 19:00~21:00
形 式:Zoomによるオンライン開催
お申し込み:専用フォームに必要事項を記入して「送信」を押して下さい。
お申込みと参加費の送金が完了した方には、11月21日(月)正午に、参加のための
zoomのURLを送信いたします。
参加費:500円 (市民科学研究室の会員の方は無料となります)
※ご送金には次の3つの方法があります。
1)オンラインによる送金(市民科学研究室PayPalにてクレジットカード使用)
:11月20日(月)正午までに主催団体サイト内のPayPalのカートから
2)銀行口座からの送金(市民科学研究室のゆうちょ銀行口座宛て)
:11月19日(土)正午まで
3)郵便振替による送金(郵便振替用紙を用いて窓口から送金)
:11月19日(土)正午まで
2)および 3)の方法の場合、入金が確認できるまでに、送金していただいてから2,3日かかるため、
11月19日(土)正午までに送金手続きを済ませてください。
詳しくはこちら(入会と会費について)をご覧ください。
協力:原子力市民委員会、原子力資料情報室、国際環境NGOグリーンピース・
ジャパン、国際環境NGO FoEジャパン、高木学校、「チェルノブイリ被害調査・
救援」女性ネットワーク、放射線被ばくを学習する会
連続シンポジウム これまでとこれから
第1回 帰還困難区域からの避難者の経験から見る
【第1回目の資料と動画】(準備中)
・発表スライド「ICRP Pub.146と福島原発事故―問題点の概説」(瀬川嘉之)はこちらで公開して
います。
・第1回目の動画は、第1回目の参加者は無料で視聴ができますが、参加していない人が視聴するに
は、こちらのサイトに記した所定の手続きが必要となります。
第2回 区域外避難者の経験から見る
【第2回目の資料と動画】(準備中)
・発表スライド「福島原発事故を踏まえたICRP Publ.146 に関するICRP委員との討論会」
(瀬川嘉之)はこちらで公開しています。
・第2回目の動画は、第2回目の参加者は無料で視聴できますが、参加していない人が視聴するに
は、こちらのサイトに記した所定の手続きが必要となります。