[CCNE協力イベント]【3/29(火)19時~21時 オンライン開催】
市民科学講座 連続シンポジウム
シリーズ「福島原発事故の経験から放射線防護のあり方を改める」第1回
[主催:市民科学研究室・低線量被曝研究会 協力:原子力市民委員会 他]
市民科学研究室では、昨年(2021年)2月に「ICRP新刊行物と福島原発事故における放射線防護――作成にあたった委員を招いてのオンライン討論会」を開催するなど、ICRP Publication 146の策定過程で実施されたパブリック・コメントやその後に刊行されたICRPの報告書をめぐる議論に取り組んできました。(この討論会の動画はこちら、報告書はこちらに掲載しています。)
放射線審議会におけるICRP勧告の取り入れの動向や、ICRPの新たな基本勧告の策定の動きをもにらみつつ、年間20ミリシーベルトや年間1ミリシーベルトといった放射線防護の基準やその決め方にいかなる問題点があるのか、それらをどのように変えていくことができるのか、市民科学の観点から見直していく連続シンポジウムを開催します。
その第1回目は、帰還困難区域の現状や避難指示の解除に向けた動きを取り上げます。
●第1部:
企画全体の趣旨説明およびこれまでの経緯の説明(柿原泰)
ICRP Pub. 146と福島原発事故 問題点の概説(瀬川嘉之)
●第2部:
東電福島原発事故に遭い、浪江町津島から避難されている菅野みずえさんのお話
参考:『福祉の仕事で35年働き 東電の原発事故で人生が変わってしまった 菅野みずえ
さんのお話』
(インタビュアー:アイリーン・美緒子・スミス、企画:グリーンアクション、
発行:アジェンダ・プロジェクト、2021年3月)
日 時:2022年3月29日(火) 19:00~21:00
形 式:Zoomによるオンライン開催
お申し込み:専用フォームに必要事項を記入して「送信」を押して下さい。
お申込みと参加費の送金が完了した方には、3月29日(火)正午に、参加のための
zoomのURLを送信いたします。
参加費:3月28日(月)正午までに主催団体サイト内のPayPalのカートから
参加費500円をご送金下さい。(市民科学研究室の会員の方は無料となります。)
※ご送金には次の3つの方法があります。
1)オンラインによる送金(市民科学研究室PayPalにてクレジットカード使用)
2)銀行口座からの送金(市民科学研究室のゆうちょ銀行口座宛て)
3)郵便振替による送金(郵便振替用紙を用いて窓口から送金)
2)および 3)の方法の場合、入金が確認できるまでに、送金していただいてから
2,3日かかることを予めご留意下さい。詳しくはこちら(入会と会費について)を
ご覧ください。
協力:原子力市民委員会、原子力資料情報室、国際環境NGOグリーンピース・
ジャパン、国際環境NGO FoEジャパン、高木学校、「チェルノブイリ被害調査・
救援」女性ネットワーク、放射線被ばくを学習する会
連続シンポジウム 今後の予定
第2回 区域外避難者の経験から見る(4月開催予定)
第3回 線量測定、線量基準の問題を中心に
第4回 放射線防護のあり方、基準の策定過程を問い直す